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三井住友VISA太平洋マスターズ 2016

朴相賢(パクサンヒョン)もお手上げ

松山と顔を合わせるのはこれが初めてだった。スタートではまっすぐにその目を見つめて「朴です」と、まずは自己紹介から始まった3日目の最終組。

33歳が、圧倒された。
「最初はギャラリーも多くて。緊張しないようにしたけど緊張してしまった。プレーのリズムに乗りきれなかった」。

ボギーが先行した。「ドライバーもアイアンも、すべて思い通りにいかなかった」と、もはや同じ組でプレーしながら観客と化していた。

「いいギャラリー観戦ができました」と苦笑した。
「世界ランクトップ10に入る選手はやはりプレースタイルがかっこいい」。
付けいる隙もなかったが、どうにか、最終日最終組には居残った。
「明日もまた同じメンバーで、ギャラリーが多いと思いますが、今日で慣れた。スコアの差は意識しないでプレーします」。最終日こそ世界ランク7位にものまれない。

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