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SMBCシンガポールオープン 2017
今週の舞台、セントーサゴルフクラブ
アウトは3861ヤードのパー36、インは3537ヤードのパー35。計7398ヤードのパー71で行われ、距離が長く、アウト/インとも上がりはホールに添ってクリークが横たわるなど、ハザードを随所に効かせた非常にタフなコースだ。
グリーンの起伏も豊かで、コース攻略も一筋縄ではいかない。
17日と18日は、2日に分けてプロアマトーナメントが行われ、日本勢はシンガポールでも、おもてなしにも余念がない。写真は昨年大会で、スピースらと共に優勝争いを繰り広げた小林伸太郎。今年も日本勢の活躍に、期待がかかる。
またプロアマ戦にエントリーされていない選手たちは、午後からコースが下見出来る。
写真は、練習ラウンドに備えてレストランで腹ごなしをする趙珉珪(チョミンギュ)と黄重坤(ハンジュンゴン) 。ジャパンゴルフツアーで活躍するおなじみの韓国勢は、なぜかアロハマークで「でも、ここはソニーオープンの会場じゃないよ」と口々に言って、大笑い。米ツアーのソニーオープン・イン・ハワイに出場していた日本勢も、まもなくシンガポールに集結する予定だ。
選手たちがくつろぐ瀟洒なクラブハウスのレストランは、伝統的なローカルフードが絶品。ビーチサイドのホールは行き交うフェリーが眺められ、その絶景とは裏腹に選手たちを苦しめそうだ。
昨年記念の50回大会から、タイトルスポンサーに三井住友銀行を迎えて、2年目の今年。賞金総額は100万ドル(約1億1696万円)。アジアと日本の共同主管競技は、両ツアーの獲得賞金に加算され、優勝者は両ツアーのシード権が得られる。