同じ最終組の2人を追いかけていくには、ショットの状態が悪すぎた。「今日は、ほぼ全ホールで手を離してました」。ショットの当たりの悪さに反応して、片手でフィニッシュを取るシーンが何度もあった。

「2番では、ダフってボギーにしてしまった。12番では木に当たって、100ヤードくらいしか飛んでなかった。もう我慢しかなかった」と、きわどいパーセーブの連続に「2位で上がれたのは奇跡」。
目の前のケネディが、終盤にみごとに自滅していくのを目の当たりにして、気の毒がったが「そういうラッキーもあって、2位になれましたけど、自分のゴルフの状態をきちんとしないと」。
この1週間のオフで秋に向かってすっかり立て直す。

• 片岡 大育