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【FR】近藤共弘と深堀圭一郎、悔しさで終わったファイナルQT

5日目を終え、6アンダーの47位タイ。最終日のビッグスコアで一発逆転を狙った近藤共弘だったが、この日も大きくスコアを伸ばすことができず、トータル7アンダーの53位に終わった。

6日間を戦い抜き、「調子はそんなに悪くないんだけどね」と、ショットには一定の評価を下しているが、「イメージが出せず、決めきれなかった」と、パッティングでスコアメークできなかった。

来シーズンについては、「(QTで)30位以内に入らなかったら使おうと思っていた」生涯獲得賞金25位以内の資格を行使して臨む予定。40歳を迎え「回復力は落ちているし、準備にも時間がかかる」と衰えは隠せないが「気持ちが前向きになれば」と、闘争心は衰えていない。

「オフにしっかり練習して、体も整えて。(再び)QTに来ないように」と、また新たな近藤の姿が見られることを期待したい。

また、深堀圭一郎は左ひじ痛のため、インスタートの18番終了後に棄権。2日目あたりから痛みを感じてはじめ、今日も「朝から危なかったし、止めようかと思った」そうだが、「少しでもチャンスがある限り」と強行出場。しかし無念のリタイアとなり「108ホールできなかったのが残念」と、悔しさをにじませた。

今後については「まだまとまっていない。次のやりたいことをしっかりと考えたい。もちろんプレーヤーでいたいし、プラス何が必要か」と模索中。22年ぶりにQTへ出た今回「ツアーの現状、QTの現状も知ることができた」と、得るものも大きかった。今はケガを治し、元気になって再び戦う姿を私たちに見せてもらいたい。

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