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ダンロップフェニックストーナメント 2016
ケプカの次はスマイリー。明日はもっと笑うぞ!
4月のマスターズでスピースと、最終日最終組で戦った24歳。
この日は68で回っても、しかしスマイリーな1日ではなかった。「ストレスのたまるラウンドだった」。狭いコースもほとんどドライバーで攻めたはいいが「林に入れることが多くて。アップダウンが激しい1日」。
5つ奪ったうち4つがパー3のホールで、「ここは、フェアウェイキープが大事」と、改めて肝に銘じた1日になった。
米ツアーでは、よくキャディをつとめるという2歳下の弟の名前は“ラッキー”。ジュニア時代から「スマイリー&ラッキー」のカウフマン兄弟として、有名だったという。
15歳で、癌闘病の子供たちのチャリティ基金を起ち上げ、1日何ホール回れるかというマラソンゴルフを企画して、寄付を呼びかける手紙を1000通書いた。100ホールを制覇して、18000ドルを病院に寄付した。
若い頃から社会貢献に熱心で、昨シーズンはやはりチャリティを大きくうたった「シュライナーズ・ホスピタルズ・フォー・チルドレン」でツアー初優勝を飾ったのもまた、因縁深い。
初めての日本は宮崎で、「毎日、宮崎牛を堪能してます」と、このときばかりはとっておきのスマイリーフェイスで「明日は、コースでもっと笑えるように頑張ります」。
スマイリーな週末を目指す。