前日に、梅雨明け宣言したばかりの福島の最高気温は37度。記録的猛暑の中で、誰より用意周到だったのは我らが“ぬっかー”こと、初出場の額賀辰徳だ。
“マイボトル”を持参したプロは、史上初。スタート前に、コース併設のホテル「エクシブ那須白河」のフロントで氷を頂き、仕込みも万全。熱中症予防として提供いただいたハウスウェルネスフーズの「C1000 レモンウォーター」を並々と注いで、子どもたちと炎天下のコースに飛び出していった。
(※長身に上下真オレンジのウェアもキマってます)。
プロたちの控え室にも山盛り積まれた“ポテまん”ことポテトまんじゅうは、地元福島県西郷村の銘菓。休憩の合間にかぶりついた孔明は「うまいっ!!」。
開会式では、同村のゆるきゃら「ニシゴーヌちゃん」としばしたわむれご満悦だ。
(※中のお兄さん。ムレムレの着ぐるみを、何度も着たり脱いだり本当にご苦労様です!)
三井住友銀行・高田馬場支店から、陣中見舞いに届いた「リポビタンDキッズ」は屈強なプロゴルファーたちも好んでグビッと飲み干した。
JA全農福島から届いた県産の新鮮なきゅうりとトマトも水分補給にうってつけ。
プロの食欲は、どんなに暑くたって落ちたりしない。
県産の美味しいお米にハウス食品の「めざめるカラダ朝カレー」を3パック分もぶっかけて、初出場の富村真治が昼食会場に向かったのは沖縄県の「伊江村立西小学校」の子たちが集まる青テント。
「僕も沖縄出身なんです。はいさーい」。
たちまちサイン攻めにあって、せっかくのお昼になかなかありつけなくても集合時間の間際に、一粒残らずかき込み「ご馳走様でした!」。
スナッグゴルフのプレー中は40分おきに5分の休憩時間が取られて、木陰に非難している間に「遼くんのサインしたげよか」と、いたずら心を出す小鯛。
半信半疑の子が差し出した枯れ葉にサラサラ。
「大事にとっておいて、今度は遼くんにもらって比べてみて。おんなじだから!」とうそぶいた。
異種7競技のエキシビションマッチでは子どもたちから「大人げない」とか「イライラする」とか、非難を浴びても平然と「それって褒め言葉でしょ〜〜〜?」。28歳はすでに可愛い二児のパパ。子どもの扱いにも慣れている。
一緒にコースを回ったプロ6人共に、子どもたちの体調や顔色にも常に気を配り、大人でも油断すれば危険な猛暑も、一人の重症者も出なかった。
北は北海道から南は沖縄まで、各地区予選を勝ち抜き全国から集まった。出場33校181人のスナッグキッズは今年もみな無事、元気に大会を終えた。
子どもたちの参加賞として、県産の桃とオリジナル笑味(えみ)ちゃんノートと三色ボールペンを提供いただきましたJA福島中央会のみなさん。
ありがとうございました。
子どもたちの健やかな成長を願って、心温まるサポートをしてくださった大勢のスポンサーのみなさん。
暑い中、スコアラーとしてプレーに随行してくださったボランティアのみなさん。
ありがとうございました。
けっして安くはない子どもたちの交通費や宿泊代を捻出してくださった大勢の支援プロゴルファーのみなさん。
そして、何より子どもたちのこの晴れの日にこそ心から、ゴルフを楽しんでもらいたいとこの炎天下の全力プレーで大会を盛り上げてくれたドリームチームのみなさん。
表彰式の直前まで子どもたちに内緒でプレゼンターをつとめて大いに驚かせてくれた選手会長。
(※遼クンは後日、各学校すべての出場選手のみんなに参加賞を送ると約束してくれましたよ! 楽しみに待っててください)
今年も子どもたちにたくさんの思い出をプレゼントしてくれた心優しきプロゴルファーのみなさん。
本当にありがとうございました。
大会全成績は「こちら」をご覧ください。