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ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメントは7日に開幕!!(初日の組み合わせ発表)
2009年に、青木功が各界に「ゴルフを通じて社会貢献を」と呼びかけたことで始まったこのチャリティトーナメントはこれで8回目になるが、今年は日本ゴルフツアー機構(JGTO)の新会長に就任してから最初の開催ということもあって、発起人として例年以上に気合いが入る。
そして、大会を通じて集まった収益金を、病気で苦しむ子どもたちや東北の震災孤児に贈り続けてきたが、今年はまた熊本で大きな地震が起きて、レジェンドたちの心も痛む。
「近頃、ほんとうに想定外のことが起こるよね・・・」と、苦痛に顔を曇らせるのは、青木と共に大会実行委員に名前を連ねる王貞治氏だ。
確かに、初回大会から一貫して日本の将来を担う子どもたちのために心を砕いてきたこのチャリティトーナメントだが、いまこの非常事態にそこだけにこだわることのほうが、不自然だ。
いよいよ大会を翌日に控えて、「いま、俺たちが必要とされていることをやろう」との青木の一声で、改めて心をひとつにした。
「今まで、俺たちはみなさんにたくさんの応援をもらってきたから。今度はこっちが応援する番。ゴルフでお返しをする番が来た」と青木。
今年は特に、今なお余震に震える熊本の方々のことを胸に戦おうと決めた。
「少しでも、勇気を与えることが出来たらいいよね」とは王氏だ。
「そして、長い目で支えていけたらいいよね」とはジャズ界のレジェンド。やはり大会実行員のひとりの日野晄正氏だ。
そんな錚々たる面々に今年は“新顔”も加わった。
お笑い界とスキー界のレジェンドは、今年初参加。
ビートたけしさんとともに某テレビ番組で、青木から直接、登板のオファーを受けて、葛西紀明さんが大会の趣旨を理解して、出場を快諾してくれたことが青木たちには本当に嬉しい。
同時にライバル心もメラメラだ。3人に挟まれて、恐縮しきりの葛西さんを、ちらりをにらんで「このレジェンドは俺の強敵でもあるんだ」と、青木。某テレビ番組のゴルフ対決で負けたばかりか、「この人は、ドライバーで300ヤードも飛ばすらしい!」。
なんと、ゴルフでも“K点超え”とは・・・・・・!!
そんな青木に王さんは、苦笑いで「そりゃあ、あれだけ空を飛ぶんだもの。鍛えているよ、見てよこの太モモ!」と、錚々たるレジェンドたちに、いっせいに惚れ惚れと見つめられて、「いえいえ・・・そんな」と、葛西さんはますます縮こまってしまったが・・・。
今年も大好きなゴルフで競い合い、「お互いに助け合う」(王さん)。
今年も愉快なレジェンドたちが集結した夢のチャリティイベント。「やっぱり持つべきものは、友達だなあ」としみじみと、感謝の気持ちを噛みしめながら、会長・青木が「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」で今年も熱く燃えます・・・!!
初日の組み合わせ発表!