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ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦〜決勝) 2018

深堀圭一郎は4回戦敗退、9位タイ決定戦へ

マッチプレー史上の最年長Vには届かなかった。深堀は4回戦に敗れた。南アフリカのショーン・ノリスに3&2で負けた。
「精一杯やりましたがバテました」と嘆息した。
「疲れのせいにしたくはないですが」と、49歳が苦笑した。

先週はフジサンケイクラシック。翌3日、4日は11位で権利を取った日本オープンの最終予選と続いて、このたび5日の3回戦に突入。
そして、怒濤の連戦もこの日6日の8日目にして途切れることに。
「もうちょっと善戦したかったですが。勝負どころのパットを先に外したのが問題でしたね」。
疲れが顕著に出始める後半の13番から連続ダウンを喫して、反省しきりだ。

スタート前に、ノリスの背中越しに、この日もそっと左腕に巻いた保護バンド。昨年冬に強い痛みを発症して、2年連続の賞金シード落ちにも「新しい階段を、上り始めた期待感はある」。

来月にも50歳の誕生日を控えて、「シニアがもう少しで見えたり、レギュラーも後半少し、出場させてもらえる機会もあるので。自分がどれだけやり遂げられるか」。
“シニアデビュー”を待つ間も、推薦出場を目一杯に行使して、懸命に居場所を確保しようとする今、8強こそ逃しても、「心と体も大分よくなり数字が出そうな気がしてきた。思うようなショット、パットができはじめている喜びもある」。
このたびの大健闘は、ベテラン自身に力と勇気を与えている。

4回戦には敗れても、翌7日は9位タイ決定戦。今後に必ず生きる賞金550万円はきっちりと回収したい。
「もちろんやります。せっかく来たからには、やって気持よく帰ります」。
負けてもなお気丈。金曜日も再びコースに来て歯を食いしばる。

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