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倉本昌弘がホールインワンを達成してチャリティする?!(ザ・レジェンド・チャリティプロアマ最終日)
「欧州、米シニア、アメリカ、日本と日本のシニアでも。これで全制覇。記憶にある限りでは、アルバトロスは6回。ホールインワンはもう28回目くらいになるかな?」と、驚異の武勇伝。
大会実行委員でもある青木功の奥方のチエさんと、倉本夫人のマージ−さんに出迎えられて、「久しぶりだよ!」と、喜び合う間もなく今度は頭を悩ました。
倉本が、7番アイアンで使って快挙を達成したのは17番ホールだが、200万円のホールインワン賞がかかっていたのは、7番ホールだった。
しかも当ホールでの達成者がいなくても、大会では賞金をそのままチャリティに充てることが決まっており、対象外ホールではあったが倉本も、何らかの貢献はやっぱりしたいと考えた。
その予算やチャリティ方法について、考えあぐねていた矢先に表彰式で、開催コースの麻倉ゴルフ俱楽部から贈られた、ご褒美の30万円をいったんは受理したが「こういう主旨でやっているのだから。受け取れない。もちろん、寄付させてもらいます」と頂戴した目録を、そのまま迷わず青木に差し出した。
「ホールインワンしてチャリティするなんて初めての経験」と本人も仰天の伝説を、また作った。
レギュラー、シニア共に数々の逸話を持つ元祖ポパイにはいままさに、他にもっと頭を悩ましていることがひとつあって、それが次週にも控えた今季国内メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権」のコースセッティングについて。
「せっかくグリーンも仕上がっていたのに明日から雨だって!! どうしよう?!」と悲鳴を上げつつ「来週は裏方で頑張ります」と、今度は我こそ主催者の顔になる。