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ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦〜決勝) 2018
マッチプレーの会場にも届いた一報
出場選手たちの中からも、北海道のみなさんの無事を気遣う声が聞こえた。
次週は、連覇による大会3勝目を狙うことになっていた池田勇太。
「これから水も止まるみたいだし、電気も復旧しない。俺たちに、何が出来るか」。発生直後から、安否確認に奔走しながらしっかりと、準決勝まで勝ち進んできた。
またこの日7日は藤島征次との9位タイ決定戦で、2&1の勝利を持ち帰ったベテランの深堀圭一郎も、ANAオープンの2勝に加えて、05年のサン・クロレラクラシックと、道内での勝ち星は「8回のうち3回。僕にとってもとても大切な場所です」。
本来なら今年46回目と、今大会の長い長い歴史がこのような形でいったん、途切れるのは非常に残念なことだがまずは「僕らでなにか、出来ることはないのか」。
次週は、選手会の理事会が予定されており、「遼と話が出来れば。出来ることを見つけて目一杯やっていくしかない」。
若い選手会長を脇から支える同・副会長の立場として、被災地の一助になるための知恵を懸命にしぼるつもりだ。