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トップ杯東海クラシック 2018
石川遼はヒデキに感激
ピーク時は咳と熱に悩まされたと、ちょっぴりがらがら声も「今は元気です! 見に来ていただければ分かると思う」と気丈に観戦をアピールした選手会長。
この日水曜日のプロアマ戦は、タレントの加藤晴彦さんとにぎやかにプレー。
「僕の冗談や、下手なゴルフにも辛抱強くつきあっていただいて、ゴルフのプレー以外でも一級品。遼プロは最高です。
さらに大ファンになりました!」と加藤さんから、おもてなしにも、大絶賛をもらった。
体調不良で約2週間の療養を余儀なくされた際には「いつもは硬い手のひらも10日間、クラブを握らないと、何の仕事をしているのかわからないような柔らかい手のひらになっちゃったりで」。
復帰初戦の先週は「手とグリップの間に、1枚何かが挟まっているような感覚があった」とそういった繊細な部分への影響を、払拭するには容易ではないが、「1日でも早く、戻していきたい」。
先週は、タイガー・ウッズの復活Vに感動したのはもちろん、プレーオフシリーズで勝ち残った選手にしか出られない米ツアー最終戦で5年連続の出場を果たしたばかりか、4位につけた同学年の松山英樹に感じるものがあった。
「自分はPGAツアーにしがみついていただけでした」と、自らも5シーズンを戦った舞台で、トップに君臨し続けている親友。
「タイガーの優勝は、瞬間的な感動でしたが大会を通してみると、僕はヒデキの凄さに圧倒された。どれだけ自分と離されてしまったんだろうか、と。自分があのレベルに行くにはどうしたらいいか、と。自分は自分のゴルフでそのレベルまで行きたい」。
再び、同じ舞台に戻れるその日まで、石川の格闘は続く。
まずは今週、初日は昨年覇者の小平と、先のフジサンケイクラシックでツアー初優勝を飾ったばかりの弟分、星野陸也と共に三好と格闘してくる!!