最終戦の「JGTO　Novil FINAL」が終了し、AbemaTVツアーの全日程が終了した。2019年度からツアートーナメントの出場資格が変更になり、賞金ランキング上位19名の選手（ランキング1位選手は除く）には2019年の第1回リランキングまでのツアートーナメント出場権を得ることが出来るようになった。

最終の賞金ランキングを19位で終えた塩見好輝にホールアウト後話を聞いた。
「初めてAbemaTVツアーに専念しましたけど、なかなか結果も出ずつらい1年でした。」

19位で終え、上記19名に入った為、来シーズン前半のツアートーナメントは獲得したことになるが、それでも不安は残る。AbemaTVツアーの賞金ランキング上位者（出場資格20）とQTランキングの上位者（出場資格21）の選手に交互に出場権が与えられる為、どこまで出場権が得られるのかという心配があるようだ。
「今年初めての事なので、いくつまで出場権がおりてくるのかわからないですよね。」

昨年までは賞金ランキング上位7名、8名程度にリランキングまでの出場権が与えられる狭き門だった為、今回の出場資格変更については塩見自身相当に意識したという。「これで入らなければダメでしょ」と自らにプレッシャーをかけながら戦い、何とか19名の中に入ることが出来た。

来シーズンに向けて意気込みを聞いたところ、
「どこまで出られるかはわかりませんけど、リランキングまでに出来るだけ稼いで、上を狙っていけるように頑張ります。」

AbemaTVツアーで得た経験を糧に、ツアートーナメントでの活躍を誓った。

• 塩見 好輝