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南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント 2018

2018AbemaTVツアーだからできる地域密着型トーナメント

田村和男代表取締役社長
「南秋田CCみちのくチャレンジ」も今年で7回目を迎える。コースが自ら舵取りをしてプロトーナメントを開催しているレアなトーナメントだが、今の時代に、そして今のゴルフ界が必要としているプロトーナメントのモデルケースになる可能性がこの試合には秘められている。そこで南秋田カントリークラブで代表取締役社長と務める田村和男氏に話を聞いた。

「もともとはJGTOさんからトーナメントが無い県での開催をしたいというオファーがあったのがきっかけです。基本的にはコースのメンバーさんからの1万円の寄付金、そして取引先、地元や県外の支援してくださる方からの支えがあって開催することができています。持論ですが、バスケットやサッカーと同じようにAbemaTVツアーも地域密着型のスタイルにすればいいのではないかと思います。もちろん私たちも予算の面では苦労する部分もあり、大きいスポンサーがつくのが一番いいですが、そうでなくてもメンバーさんがボランティアとして協力してくれたり、規模が小さくてもこうやって開催できるということ知ってもらいたいですね」。

実際に、今年から選手会長を務めている石川遼も全都道府県とは言わないが地域密着型のようなトーナメントが今後増えていけばと思うと口にしている。田村氏は、地域の活性化と共にプロの選手たちに戦う場を与えたいと話す。それがツアー全体の活性化に繋がり、他のスポーツとは違った発展を遂げていくのではないかと言う。多くの人に支えられて今年も開催される「南秋田CCみちのくチャレンジ」。その想いに答える熱戦を期待したい。

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