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日本プロゴルフ選手権大会 2018
旧チャレンジの星! 大槻智春が自己ベストの6位に
昨季のチャレンジ賞金王は、もうワンステージ上を目指して、自分を叱咤した。
自身2度目のプロ日本一決定戦は、初日からドライバーショットに精彩を欠いて、苦戦した。
「それでもなんとか耐えて、予選通過をしてからキャディさんに動画を撮ってもらって。インパクトで上体の起き上がりが早いのではないか、と」。
その一点に注意して出た3日目に、手応えを掴んだ。
通算イーブンパーの19位タイから出た最終日は誰もが苦しむ難条件にも「頑張れば、優勝もにらめる位置」と、気合も十分。
ついに今週初の60台は、ノーボギーのおまけ付きにも、しかし最後の18番パー5ではパーに終わって「詰めが甘い」と、やっぱり最後は自分を責めた。
昨年、大槻が賞金1位に輝いたチャレンジトーナメントは今年、特別協賛に「Abema TV」を迎えて新装開店。
全試合とも3日間競技になり、ネット生中継で注目を集めるなど、盛り上がりを見せている。
そんな中で、ますます深まる“王者”の自覚。
自分に厳しいそのわけは、「“賞金王”として、ツアーに乗り込んできた自分が最低でもシードを落としているようではお話にならない。チャレンジの選手は力がないと言われないように。僕が頑張らないとと思っている」。
チャレンジ改め、Abemaの星は自己ベストの6位タイにも満足しない。