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中日クラウンズ 2018

最終日はバーディゼロ・・・。石川遼は28位タイに終わる

10年大会では、ギネス記録の58で優勝を飾った。4年ぶりに戻った和合で今年は見せ場を作れなかった。
初日から、2日続けてフェアウェイ左の改造バンカーに入れてダブルボギーとした18番。最終日もまた、トラブルにまみれた。
バンカーを避けて、フェードボールで狙ったドライバーのティショットがこの日は右にOB。
前日3日目に続いて、この日6つめのボギーという幕切れは、しかもバーディゼロという痛恨のおまけ付きだった。

「今日は特に難しいホールでショットが左に曲がって苦しんだ。まだちょっと、右の怖さみたいなのが抜けきっていない。曲がったらどうしようと思いながら打ったらろくなスイングはできない」と、最後までショットに安定を欠いた。
「練習場で打ってる感じは良くても、まだ試合で自分を信じ切れていないところがある」。

週末に、大型連休に突入した今週は、2万9000人余の大ギャラリーを集めて、石川の発案で、販売を始めた一部チャリティにあてる1枚2000円のピンフラッグの売れ行きも好調だった。
国内初戦から毎週、大きな注目を集める中で、結果ではまだ応えられていない。

次週は青木功が主催する「ザ・レジェンド・チャリティプロアマ」に出場。
「来週は試合ではないですけれども、実戦を踏まえて、今日は最後ボギーではあるんですけれども、自分としてはなるほど、こういうことかという感じもある。いい方向に行ってくれればいいな、というのは自分の希望でもある」。
新選手会長は、誰より自分に期待しながら、連休中も休まず完全復活への道を探る。

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