初日から、世界ランク22位のジミー・ウォーカーと、ニュージーランドのダニー・リーと本場米ツアーさながらの組み合わせも、連覇を狙うホストプロは駆けつけた宮崎のゴルフファンにも「今日はいいところがあまりなく、盛り上がることも終わってしまった」と、恐縮しきりだった。

「ショットも、パットもいいところがなかった」。
特にパットはスタートの10番で、左のバンカーから1メートルに寄せても、後半の3番でももまたバンカーから2.5メートルに寄せてもまたしのげず、17番のパー3では、左のラフから1，5メートルのパーパットも拾えなかった。

初日は1アンダーに終わったが、ほかも全体的にスコアが伸び悩んだことは幸いだった。「明日は良いプレーをして、自分が伸ばして良い位置で、決勝ラウンドに進めたらいい」。日本勢としては、1996年に3連覇を達成したジャンボ尾崎に続く連覇への戦いは、始まったばかりだ。

• 松山 英樹
• 尾崎 将司