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ISPSハンダグローバルチャレンジカップ 2016

優勝まであと1歩、出水田大二郎が63ストロークを叩き出す

『ISPSハンダグローバルチャレンジカップ』大会最終日、通称「裏街道」と言われるINコースからスタートした出水田 大二郎が9アンダーでまわり、通算11アンダーで2位タイに入った。

「パッティングが昨日までの2日分入ってくれましたね。それに加えてチップインもありました」と素直に喜んだ。

この日、INコース10番ホールからスタートした出水田は、12番から4連続バーディーを奪い、17、18番ホールも連続バーディーとし、ハーフで「30ストローク」を記録する。
「前半上がってからはこのままの勢いで伸ばせるかもしれないと意識してしまいました」と話すように、後半の1番、2番では立て続けにピンチを迎えてしまうも、冴えわたるパッティングで最後はパーセーブをした。

「1日を通してティーショットはそこまで良くはなかったですけど、アイアンショットでグリーンを捉え、長いバーディーパットなどが決まってました」と振り返った。
気が付けば後半も3バーディーを奪い、通算11アンダーでホールアウト。一時は単独トップにも立ち、2012年『きみさらずGL・GMAチャレンジトーナメント』以来のチャレンジトーナメント2勝目を期待された。

「今シーズンはチャレンジトーナメントで予選通過を果たしたのがこれで2試合目です。これをきっかけに今後の試合でも上に行ければと思います。そして、最終的にレギュラーツアーの“裏シード”が獲得できればいいな」と話した。

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