長谷川祥平(大阪学院大学4年)も初日を5バーディ、ノーボギーの5アンダー67で回り、首位と1打差の3位タイと好スタートを切った。この日は時折強い風が吹いたものの、この時期は強風が吹くことが多いこのコースでは、比較的穏やかな一日だった。

ただ、強い風がたまに吹くことが選手を惑わせることにもなったようだ。長谷川も「風が強かったり、弱かったり、その辺の風の読みが難しかった」という。「初日なので無理せずいった。大きなミスがなかった」ことがこの日のスコアにつながった。本人もまずは｢合格点｣をつけた。

今年は関西オープンローアマチュア、日本学生ゴルフ選手権に優勝といい状態が続いてる。
絶好のスタートを切ったわけだが「まだまだ明日から長い。いいプレーが出ればいい」と先を見据えている。180センチを超える長身に、甘いマスクでツアーに出れば、女性の心をつかむのは間違いないだろう。新しいスターを欲している日本の男子ゴルフツアーには、格好の人材である。ぜひQTは通過点として、ツアーへ羽ばたき、活躍をして欲しいところだ。ジャパンゴルフツアーは君を待っている。

• 長谷川 祥平