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東建ホームメイトカップ 2018
チャレンジの星改めAbemaの星! 大槻智春が初体験尽くし
予選ラウンドから、いきなり石川遼と同じ組に放り込まれて、大ギャラリーの中で、プレーをすることになったばかりか、ホールアウト後は石川に伴われて、今季初の試みであるギャラリープラザでの公開インタビューに参加することになったのだ。
真っ赤な絨毯が敷かれたお立ち台に立って「そわそわしました。こんなこと、慣れないので・・・」。
本来の報道陣による記者会見の経験もほぼないといってよく、緊張しぱなし。
「Abema TVツアー」で1勝の経験はあるが、レギュラーツアーでは実績のない身の上には「僕なんかが、遼クンの隣にいていいのか・・・。荷が重い」と、恐縮しきりだった。
そして、ひとつ下だが傍らで、饒舌に語る石川には感心しきり。「さすが話が上手。慣れている。勉強になりますね」と、今後のプロ人生にとっても貴重な1日となった。
自身初の国内開幕戦。
7つのバーディに対してボギーは5つ。「バーディがたくさん獲れたのは良かったが、そのぶんボギーの数が多すぎました」と今度は反省しきりで「明日は、僕もノーボギーで回って遼クンに追いつきたいです!!」。
たちまち「大槻!!」「頑張れ!」との大声援が飛ぶ中で石川も「土日も一緒に回って優勝争いしましょう」と、請け負った。
そして公開インタビューを終えるとたちまち大槻の回りには、サインを求めるファンの人垣が出来た。
石川と朝から行動を共にしたこの1日で、一気に認知度を上げて「ありがたい。こういう案を考える遼クンは本当に凄い」と最後は感謝しきりの大槻だった。
新選手会長を中心にいま、若い世代が次々と飛躍の時を迎えている。