記事

今季のイーグル王!! ウォン・ジョン・リーは来季こそ

まぶしいお辞儀
レッドカーペットの上で、韓国系豪州人が190センチの長身を折り曲げ、深々と丁寧に日本式のお辞儀。
スポットライトを浴びて、ウォン・ジョン・リーが、怪我からの完全復活を印象づけた。

鬼と呼ばれた金庚泰(キムキョンテ)と、アマタイトルを争っていた時代にはきっての飛ばし屋として、飛距離にもこだわったものだったが33歳を迎えた今は、すっかり方向性重視になった。

「今はとにかくまっすぐ飛ばすことを、心がけています」。
07年に挑戦した米二部ツアーで右腕の骨に激痛を発症した影響が大きい。
ついに13、14年には戦線離脱で治療に専念。
やっと試合場に戻ってからも、昨年は腰痛に苦しんだり、そのためになお堅実なプレーに徹するようにはなったが、それでも本来のポテンシャルは隠しきれない。

本人は控えているもりでも、やっぱりその豪打は規格外。
一緒に回った選手が嫌気をさすにも十分の飛距離を生かして部門別ランキングのイーグル率賞で、1位を獲った今季はV争いの数も増えたが「今年も初優勝には至りませんでした。怪我は治ったんだしと、自分に期待をしすぎたせいもあると思う。勝ちたいと、思い過ぎてプレッシャーをかけてしまった」と、反省しきりだ。

部門別賞の選手を表彰するジャパンゴルフツアー表彰式で、JGTO会長から記念のトロフィーを受けながら「来季は必ず…!!」。
2019年こそ逆襲にうってでる!!
  • 来季はかならず・・・!!

関連記事