記事

レーサー譲りの血が騒ぐ? 18歳の竹内優騎が4差で最終Rへ 

まだ18歳です©JGTOimages
逆転Vを狙う23歳の古川雄大と2日目の同組ラウンドで、順位を並べた竹内優騎(たけうちゆうき)もまた初々しい。
こちらはまだ、18歳の新顔。

「得意」と自負するドライバーと、正確なアイアンショットでチャンスを量産。7バーディ(2ボギー)の67で回って、首位と4打差の通算7アンダー、5位タイに浮上した。

父親の高さんは、国際A級のライセンスを持つ元バイクレーサー。息子たちに跡を継がせたい思いもあったそうだが、引退後にゴルフのレッスン業に従事したこともあり、5歳上の兄と共に、物心つく頃から竹内もまた、ゴルフを教え込まれた。

地元のジュニア大会で3連覇を達成するなど好成績を積み上げ、高校1年時の2018年に挑戦したPGAのプロテストをみごとにパス。
当時16歳と70日は、史上最年少での合格だった。

同年に、ツアーの出場優先順位を決めるJGTOのQTもファイナルまで進出。
19年からAbemaTVツアーで、レギュラー昇格をにらむだけに、今週は賞金ランクへの加算はなくとも、何よりの経験の場。
「狙って勝てるような実力はまだないですが、明日も1打1打真剣にプレーして、結果がどうか。1日、集中してやりたいと思います」。
首位と4差から、レーサー譲りの逆転劇を演じてみたい。

関連記事