記事

ダンロップ・スリクソン福島オープン 2018

親友からの長文メールに感動。山岡成稔が好発進

そろそろ、ブレークしてもいい頃だ。やまおかなるとし、25歳。最後の18番では、左から難しいアプローチを2メートルに寄せて、3連続バーディで上がった。

「今年まだ、350万円くらいしか、稼いでいない。僕はQT組なので。こういうチャンスをモノにしていかないと」と、切実な思いで好発進した。

昨年は2年ぶり2度目のシード権を獲り返した堀川未来夢と、初シード入りを果たした竹安俊也は、日大同期。

特に堀川とは主将、副将として2人で強豪チームを支えた絆がある。卒業後も静岡の大学寮に残って、2人で後輩の指導を続けてきた。

そんな親友たちの活躍を、遠目にみながら自分は40位、50位台をうろうろ・・・。
今季国内第3戦のパナソニックオープンでは3日目を15位タイで出ながらその日は47位タイまで落ちた。
「なんでなんだろう・・・。なんで自分は上位で頑張りきれないんだろう?」。
そんな悩みをメールに綴って堀川に、送ってみた。

「そしたら、すごい長文が返ってきて・・・。マネジメントや、プレー中の考え方とかがいっぱい書いてあった。同級生だけど、そういうところは自分も勉強になる。親切な男なんです」。
面倒見の良い親友の熱い思いに励まされて「早く自分も初シードを」と、頑張っている。

初日7アンダーの好スタートには「フロックにならないように。安定したプレーが出来れば、順位もおのずと良くなるはず」。改めて、親友からもらった長文メールを頭にたたき込む。

関連記事