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げんちゃん通信vol.8「今年最後の戦いに、応援よろしくお願いします」
男子ゴルフは泣いても笑ってもいよいよ2020年の最終戦、12月3日に開幕する「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を目前に控えた先週、またまた華々しいニュースが飛び込んできました。
僕と同じくミズノ契約の原英莉花さんが、女子ゴルフの今年の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を、10月の「日本女子オープン」に続く公式戦連勝で、みごとに締めくくられました。
3週連続の優勝がかかっていたルーキーの古江さんや、今年の2勝目を狙った西村さん、渋野さんや、上田さんなど、今の女子ゴルフを代表されるお顔がスコアボードに揃い、まさに今年の最終戦にふさわしい展開での完全優勝。
プロゴルファーなら誰もが憧れる偉業達成に「あっぱれ!!」の一言です。今回も、まずはこの場をお借りしてお祝い申し上げると共に、またさらに、身が引き締まる思いです。
今週の男子ゴルフのシーズン最終戦も、例年なら各トーナメントの優勝者が揃い、賞金王も決定される大事な一戦ですが、今年はコロナ禍で、先々週までに5試合しか開催ができず、出場資格などが変更されました。
僕自身、出場はどうかな…と、思っていたのですが、9月の再開初戦の「フジサンケイクラシック」で3位に入れたことで、5年連続5度目の出場権を得ることができました。
大会では毎年、最終日の表彰式で、選手会長が1年のご挨拶をすることになっています。
もし、試合に出られなければ日曜だけ”出張”しなければならないところでしたが、まずはその点でもホッ…と、しております。
残念ながら、今回も無観客での開催となりましたので、ファンのみなさまの目の前で感謝の気持ちをお伝えすることはできませんが、テレビカメラの向こうでみなさんが聞いてくださっていると思い、心をこめてスピーチさせていただこうと思います。
昨年大会は、自己最高の8位でした。今年はぜひ、昨年の遼さんのように、表彰式で選手会長の優勝スピーチも兼ねることができたら…。
そんなことも夢見ながら、僕も原さんに負けない感動プレーをお見せできるようベストを尽くします。選手一丸で、今年最後のプレーを盛り上げます。ぜひ、男子ゴルフへの温かな応援を、何卒宜しくお願いします。(ジャパンゴルフツアー選手会長・時松隆光)