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佐藤信人「今年は、日の丸を背負うつもりで頑張ります!」
それはほかでもない、同ツアー唯一の日本人選手としての決意の表れ。
「今年は、日の丸を背負って頑張るつもりです!」と、張り切っている。
昨年は、3月のカタールマスターズで2位に入ったものの、ずっと二人三脚だった井上透コーチと離れて初めての海外転戦。慣れない環境に、そのあとは鳴かず飛ばずで「シーズン最後のほうは自信を失いかけて、結果よりもただ試合に参加しているだけという感じになってしまった」と、反省する。
「とにかく苦しい1年間だった」と振り返る昨シーズンを返上し、井上コーチともっと密に連絡を取り合う工夫をしながら、自分なりに納得できる結果を残したい、と思いを新たにしている。
同ツアーはすでに、昨年11月のボルボチャイナオープンから2005年のシーズンが開幕し、佐藤も昨年のうちに、すでに“今季2戦”を終えているが、今週の『カルテックスマスターズ』からいよいよ本格始動。
今週の開催地、シンガポールから次週のオーストラリア、ニュージーランド、マレーシアと渡り歩くいきなりハードな4連戦。
今年も、佐藤の世界縦断の旅が、始まろうとしている。