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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ 2018

金メダルの中島啓太さん。次なる大舞台へ

最終日はスタート前に、片山晋呉(左)のアプローチを凝視。良いものつかめた?? 次の試合も頑張って!!
先月のアジア大会で、団体・個人共に金メダルを首にかけたばかり。代々木高校3年生の中島啓太さんは昨年大会に続く、2年連続のローアマ賞がかかっていたが、最終日は76とスコアを崩して、戴冠を逃した。

今年は、世界各国から15人のアマチュアが出場して、決勝ラウンドに進んだのは中島さんを含めて3人。
最終日はそのうち最も良い通算2アンダーで出ていったが、ボギーを打った後半15番のあと、さらに16番パー3でグリーン左に落としてダブルボギーで通算3オーバーまで落ちた。

すでに、通算2オーバーで並んで上がっていた豪州の22歳、シェー・ウールズコブさんと、日系タイ人の19歳、コウスケ・ハマモトさんに“アベック受賞”を譲って「先週の世界アマから、スイングに違和感があった。良くなる方法も分からず悪いまま、終わってしまった」と、悔しそうだった。

このあとまたすぐ1週後に大舞台が控える。
次は、勝者にマスターズと全英オープンの出場権があるアジアアマ。

来年は大学進学を控える中島さんにとって、プロの試合は「これからの自分のゴルフの取り組み方を学ぶ場」と位置づける。
しかし「アジアアマでは、結果にこだわっていきたい」と、もちろん優勝しかみていない。
「時間はないけど良い状態になるように、調整したい」。
3日目に同じ組で回った昨年覇者の片岡大育のゴルフにも、感じるところがあったそうだ。
今週の経験がまた、さらなる成長の糧になるといい。

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