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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2018

昨年は2位。李尚熹(イサンヒ)が「僕も勝ちたい!」

今季日本ツアーで続く、20代選手による初Vの連鎖。韓国出身の26歳とてその波に乗りたいのはもちろんだ。特に先週は「ユウキ」。練習日には、宋永漢(ソンヨンハン)も交えて、3人で一緒に回った週の快挙だった。日本タイトルで、初Vを飾った稲森佑貴を現場で祝福できずに残念だった。
「僕は調子が悪くて予選落ちしたので」。

ネットやテレビで、V争いの行方を気にしながら自身も、ショットの修復に励んだ。
「調子が悪いときに、無理に球を打っても仕方ない。金、土、日は、イメトレに励んだ」。
頭の中で、修正点を整理して「少しリズムやテンポが速くなっていたと気がついた」。
すっかり、調子を取り戻して得意コースにやってきた。

今週の千葉県・袖ヶ浦カンツリー俱楽部は、「ドローヒッターの僕にとって相性の良いコースと思うので」。
昨年も、2位に入った。
今年も練習日から、徐々に調子を上げて初日の首位獲りを成功させた。

「先週は、ユウキの優勝を見て、自分もやってやろうという気持ちがますます強くなった」と、この日は9番のイーグルを含む65で、絶好のスタートを切った。
韓国ツアーでは、4勝の経験も12年のファイナルQT1位の資格で参加を始めた日本ツアーは5年目の今も未勝利。
「ユウキみたいに僕も優勝したい」。
昨年大会は、3日目に1打差2位につけるも最終日が中止となり戦わずして負けた。
リベンジへの思いは人一倍だ。

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