片岡大育と共に、通算7アンダーの5位タイに浮上した堀川も契約プロ。大事なホスト試合で投入した新ドライバーに、主催者への感謝が増した。

今週から、キャディバッグに入れたブリヂストン社の新しい「ツアーB XD-3」は“筋金入り”がセールス文句。好評のニューギアは今までにも使用していたが、今週のはさらに、その改良版。
「ヘッドを変えて、ロフトを立ててたのが、マッチしている。スピン量も減って、キャリーも出ている。ランも入れたら300ヤードは飛んでいる」と今までより、15ヤードも飛距離を伸ばしてV争い。

おかげで初日、2日と同じ組で回った同級生にも、遅れをとらずに済んだ。
目下賞金1位を走る周吾もこの日、65で猛チャージ。
「周吾はダボやボギーを打ちながらも、スコアを伸ばしてきた。けっこうあおられたけど、自分のゴルフに徹した」と、負けずに67で回った。

「ジュニア時代から知っている。周吾には、負けたくない」。
コース上ではバチバチも、ハーフターンのインターバルでは、和気藹々。
公衆の面前では、無口な周吾も親友の前では「あいつ、けっこう喋りますよ。めっちゃおもろい」と、互いのプライベートにまで言及した若者トークは、時にベテランの先輩方も加わり「結婚を控えた周吾に、みなさんがアドバイスをしてきたり。楽しかった」と公私ともに充実した2日間。

「初日、2日目のようなプレーが出来れば自分も自然と上に行けるはず。最終日に良い位置で回れるように頑張る。
今平は今季初Vを、堀川はツアー初優勝をかけて3日目も、再び同組で仲良く頂点を目指して歩く。

• 堀川 未来夢
• 片岡 大育