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長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 2017

4位タイの杉本エリックとは?!

日本名は拓也。千葉県の習志野生まれで、ご両親とも日本人だが本名はエリックという。今週、バッグを担ぐお父さんの真雄さんには開幕前に、藤田寛之が練習場まで挨拶に来た。

「僕も、妻も専修大のゴルフ部出身。僕が4年で、藤田くんが1年でしたが今や大御所。わざわざ来てもらって恐縮でした」とお父さんは、何不自由なく日本語べらべらでも本人は、「今日のゴルフは満足です」。

そう言ったきり、質疑応答のほぼ半分以上をネイティブイングリッシュで通したのはもはや「僕はアメリカ人だから」。お父さんの転勤で、渡米したのは1歳のとき。「だから、日本語はめちゃくちゃ」と笑った。
アメリカで育ち、物心ついたころからアメリカでゴルフを覚え、2016年1月にプロになった。
スピースや、ジャスティン・トーマスらと同い年。南カリフォルニア大時代には、対抗戦でよく顔を合わせた。

世界2位の松山英樹とも「いつか、一緒に回らせてもらえるなら」と、米ツアーの参戦を目標に目下、足場を置くPGAラテンアメリカツアーは年間20試合ほどだが、2ヶ月ほど日程があく夏期休暇を利用して、日本に来た。
今大会は16番のホールインワンスポンサーでもある加賀電子グループと昨年、所属契約を結んだ縁で3日、月曜日の予選会・マンデートーナメントに出してもらった。
いきなり来て、4アンダーの9位に入り、日本ツアーの初参戦を実現させた。
「ラテンでの経験が生きた」と今週、目指すはずばり「優勝です」と、そこは日本語で「せっかく日本まで来たのだから。優勝したい」。
この機会にいっそ拓也の登録名で、日本から米ツアーを目指す手もある?!

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