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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2013

片山に、対抗心を燃やされた小平智は

偉大な先輩にも遅れを取らずに、ついて行く。12番からの3連続バーディで応戦。同じ組の片山には2打差の6位で2日目を終えた。

「シンゴさんが、飛距離で勝つたびに、よし!って言うので」と、元気いっぱいのベテランには少々、困った顔で「僕もムキになって振っていました」と40歳と24歳が、無邪気な飛ばし合戦。

確かに所々で負けはしたが全般を通しては、「僕のほうが勝っていた」と、そこは大先輩にも遠慮の無い“勝利宣言”も、「シンゴさんとのラウンドは、本当に学ぶところが多くて」。
どれ、と言うわけでもなく「すべて。アプローチもパターもショットも。すべて勉強になる」と、目からウロコのラウンドは、「明日も一緒に回りたかった」との熱望も、それには少々届かなかったが「明後日また一緒に回れるように頑張りたい」。
東京の三鷹市出身。今季は「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」で、メジャータイトルの初Vを飾って乗り込んできた大舞台は、車でわずか30分の地元で先輩の背中を懸命に追いかけて歩く。

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