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三井住友VISA太平洋マスターズ 2016
リポビタンDを飲んで頑張る。朴相賢(パクサンヒョン)は若い2人に負けない
淵からすぐのところに立つピンに対して池に入れる選手が続出したこの日の18番パー5。
朴も、池から距離のない水切りショットに挑み、ピンそばにつけて17番から連続バーディを奪うなど2打差で松山に食いついた。
個人戦としてはアジア勢初のWGC制覇のニュースは、韓国でも大きなニュースになった。
「日本でもトップの選手なので。一緒に回れて嬉しいですし、楽しみ」。
母国でも日本のトップスターと回る中堅には、大きな注目が集まるだろうが「一番大事なのは自分のプレー。明日も自分のプレーをする」と、言い聞かす。
序盤は日本でも再三のV争いも、シーズン中盤はやや中だるみをしたが、再び上り調子で優勝争いに加わった。
「1年を通してショットのコンディションが今、一番良いので。この流れでプレーができたら相応のスコアが出る」と自信もある。
3日目の最終組で回る松山と韓国の宋 (ソン)は日本で言う同学年で、「自分よりもうんと若い選手と回るが、2人ともポテンシャルが高く非常に良い選手」といずれも年下を相手に、シビアな週末になりそうだが、そんなときこそこれを飲む!
日本選手たちから近頃では、こう呼ばれる。
「リポビタンD」。
キャップの大きな青いロゴは、韓国語では「パッカス」と読むそうだが、日本でもおなじみの滋養強壮ドリンクの会社は、朴の大事なスポンサー。
「明日もスタート前にこれを飲んで頑張ります!」。
若い2人に負けたくない。