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パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2017

小平智は「僕らも負けない」

この日最後の18番パー5など、取りこぼしたホールもあるが、初日は今週持ち替えたパターが奏功した。
「今日はパットが入ってくれた」と、後半は4つのバーディを積み上げた。
「今までよりヘッドを小さくすることで、感覚を鋭くして手に感触を伝わりやすくした」と、投入したスコッティキャメロンの新モデルでチャンスをモノにした。

ここ梅郷で行われた2009年の学生選手権「朝日杯」での優勝は、なんとホールインワンのおまけつき。
プロ転向後は、やはりここで開催された2014年の日本オープンで、池田勇太と争い、1打差2位タイにつけている。
「だだっ広いコースより、目標がしぼられるほうが好き。相性の良いコース」と自負する思い出の庭で、今週も新婚さんが好発進だ。

今年は、初戦のシンガポールから3戦とも外国人選手の優勝が続いており、みなジャパンゴルフツアーのメンバーとはいえ、いまもっとも威勢の良い27歳は黙っておれない。

「日本の試合はやっぱり日本人が勝ったほうが盛り上がる。外国人選手に負けないように、僕も頑張る」。
シンガポールとミャンマーに続く、今季3戦目のアジアと日本の共同主管競技で、我こそがストッパーに名乗りを上げた。

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