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3ツアーズのチャリティ金100万円を寄贈(3月30日)

勝っても負けても、根底に流れる思いはいつも、誰の胸にも変わらない。・・・それがたとえ、悔しい逆転負けであってもだ!!

毎年、年の最後に各ツアーの締めの一大イベントとして行われている「Hitachi 3Tours Championship(日立3ツアーズ選手権)」は、技のシニアと華麗な女子と、そして我らがパワーを誇る男子ツアーが同じステージで競い合う、国内唯一の大会として歴史を重ねてきた。

性別も年齢も、すべての垣根を取り払い、ぶつかり合う“プライドマッチ”で我らが男子のJGTOは昨年、LPGAに土壇場の大逆転を許して、女子ツアーの連覇を許した。

勢いめざましい女子ツアーに、ここでもこてんぱんにやられた悔しさ、情けなさ・・・。翌年こそのリベンジを誓ったJGTOチーム。そして、勝った女子チームも、シニアのPGAチームの胸中にも変わらず常に根底に流れるのは、尽きせぬ子どもたちへの熱い思いだった。

2005年から始まった同大会が、その初年度から変わらずに掲げてきたのが、「for CHILD CHARITY」の精神だ。
大会での入場券収入や、選手の獲得賞金の一部が難病を抱える子、家庭環境に恵まれない子に役立てられるほか、大会当日には競技の合間に子どもたちと触れあったり、各種ジュニアイベントで盛り上がるのだ。

「大会を通じて、子どもたちの未来と希望の道しるべになりたい」。それを第一の目的に、3ツアーズが真剣勝負を繰り広げる冬の1日は、いまや日本3大ツアーの共通の風物詩となっている。

2011年からは、東日本大震災で最愛の人を亡くした子たちのための復興支援も加わって、岩手県の「いわての学び希望基金」と宮城県「東日本大震災みやぎこども育英募金」と福島県の「東日本大震災ふくしまこども寄附金」に、獲得賞金の一部を寄贈してきた。

我らがJGTOでは、今年も賞金の一部にあたる100万円を「いわての学び希望基金」に寄贈。3月30日に新選手会長が東京都中央区にある岩手県事務所を訪れ、寄贈式を行った。
宮里優作から、岩手県東京事務所・所長の畠山智禎(はたけやまちよし)様にチャリティ金を手渡した。

※昨年12月の11回大会は、男子が女子のLPGAチームに逆転の連覇を許した<昨年大会の模様>

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