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中里光之介は一打及ばす、2位に
「6日間108ホールやっての1打は大きい」と口惜しさをあらわにした。「今日のプレーには満足しているが、昨日が悪すぎた」と悔やんだ。この日は「途中からゾーンに入って、打ったら入る、打ったら入る。ピンしか狙っていなかった」と最後を怒涛の4連続バーディで締めた。
1位ならば来年1年間の出場権、しかし2位以下はツアー前半戦(第1回リランキングまで)の出場優先権が与えられる。中里は今年AbemaTVツアー賞金ランキング18位ですでに来年のツアー前半戦の出場優先権を獲得しているので、今回のファイナルクォリファイングトーナメント(QT)には、来年1年の出場権を狙って「1位を狙って」きた。「それだけに、この結果が悔しい」。
この2年間は、いずれもAbemaTVツアー賞金ランキングで2017年は6位、2016年は3位でツアー出場を果たしてきた。それだけに第1回リランキングまでに「しっかり調子を合わせていかなければいけない」つらさも分かっていた。「1年のシードがあれば」通年でスケジュールを立て、練習やトレーニングに励むことができれば、もっといいプレーができるという思いが強まり、今回のQT参戦だったのだ。
それだけにこの結果は、彼にとって残念というより残酷であった。それでも結果を「しかたない」と受け入れるしかない。この悔しさを、ぜひ来年のツアーで晴らしてほしい。