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Novil Cup 2018

伊藤誠道が5年ぶりのAbemaTVツアー2勝目を狙う

前日74と出遅れた伊藤誠道は、この日7バーディ、2ボギーの5アンダー67をマークして、通算3アンダーと首位と4打差の6位タイに浮上した。インスタートの伊藤は、12,13,16,18番とバーディを奪い、ハーフターンをした後も1,5番でバーディを獲って、この時点で通算4アンダーとした。「スコアが良くて楽しくなっちゃた」のもつかの間、6番でこの日初のボギーを叩く。すぐに7番でバーディを獲り返して8番ホールを迎えた。この日は前日より前のティグラウンドを使用したので、1オンが狙える設定だ。「スコアを考えれば刻むべきなんだけど、ここは攻めろということかな」と躊躇なくドライバーを手にした。が、結果はグリーン左の池に打ち込み、ボギーとしてしまう。それでも「攻めた結果なので気にしない」と悔いはなかった。

「ショットの調子はずっと良かった。昨日はパットがかみ合わなかっただけ」とパットさえ入れば、逆転優勝の可能性もある。ジュニア時代には2010年に日本ジュニアゴルフ選手権競技(男子12〜14歳)で優勝するなど数々のタイトルを手にし、2012年12月にプロ転向した逸材だ。しかし、2013年にAbemaTVツアーで1勝を挙げ、賞金ランキング11位に入ったが、その後は思うような成績を残せず、伸び悩んでいる感がある。現在22歳になり、そろそろさらなる飛躍が期待される。首位と「4打差?チャンスはあるので頑張ります」と5年ぶりのAbemaTVツアー2勝目を狙う。

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