ANAオープンキッズイベント第11回北広島スナッグゴルフ大会札幌北広島GCカップが開催され、北広島市内と近隣の千歳市から13人の小学生が参加し、爽やかな初秋の晴天のもとで練習の成果を競い合った。

昨年は北海道胆振東部地震の影響もあり大会直前に中止が決定。ANAオープンも中止となったことから楽しみにしていたスナッグゴルフ大会もキッズエスコートも持ち越しとなってしまった。
そんな寂しい思いをしている子どもたちに、大会はできなくても交流の場を持とうと言う思いから、池田勇太、塚田陽亮、正岡竜二の3人が立ち上がり、今年3月、北広島市と厚真町を訪れ短いながらもそのひとときを共有した。

そんなつながりを経て迎えた今年、ANAオープンは再び北の大地にその機会を整えて盛大に開催され、北広島市スナッグゴルフ大会も11回目の歴史を重ねることにつながった。

第11代の総合優勝に輝いた、北広島市立大曲東小学校の武部永遠くんは表彰式で、「昨年は中止になってしまったけれど4年生の時よりもスコアが良くなって嬉しかった」とスピーチ。楽しみにしていた一年越しのこの大会で歴史あるトロフィーに名を刻めたことを喜んだ。

北広島市では、スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会における社会貢献活動の一環として、日本ゴルフツアー機構からの寄贈により、北広島市教育委員会を通じて用具が市内8校全校に導入され、2007年からの活動は継続して行われている。また全国大会は、ANA全日本空輸株式会社などが特別協賛社となり、全国各地から遠征してくる子どもたちの、航空機利用に関しての支援を行っている。

また、この日の大会には、大会運営とスコアラー業務を北広島市教育委員会と北広島市スポーツ推進委員の皆さんに協力して頂いたほか、北広島市教育委員会からは、参加賞として北広島市ブランドの「まるひろ大根」が参加者全員にプレゼントされた。
更に、大会会場となった札幌北広島ゴルフ倶楽部は、全国に130コース以上を有する
パシフィックゴルフマネージメント株式会社が運営するコースの一つで、この日もスナッグゴルフ大会のために、コースを開放して頂き円滑な運営にご尽力いただいたほか、ゴルフ場に所属する吉竹正典プロが、子どもたちと一緒にプレーをしてくれた。

明日は今大会に出場した児童たちが、ANAオープン最終日に、プロと手を繋いで1番ティに入場するキッズエスコートで大会を盛り上げます。

第11回北広島スナッグゴルフ大会 札幌北広島GCカップ 成績
　　(9ホール/480ヤード/パー36)

総合優勝　武部永遠（北広島市大曲東小学校）34ストローク、2アンダー
●６年生の部
　優勝　武部永遠（北広島市大曲東小学校）34ストローク
●５年生の部
　優勝　吉野志悠（北広島市立西の里小学校）35ストローク
　２位　福田絢梛（北広島市立大曲小学校）40ストローク
●４年生の部
　優勝　長南柚寿（北広島市立緑ヶ丘小学校）41ストローク
　２位　佐々木美里亜（北広島市大曲小学校）43ストローク
●２年生の部
　優勝　長南茉実（北広島市立緑ヶ丘小学校）58ストローク
●交流の部
　優勝　横田健真（千歳市立千歳第二小学校4年生）25ストローク
　２位　杉山鴻之介（千歳市立千歳第二小学校4年生）27ストローク
　３位　小野菜乃夏（千歳市立千歳第二小学校5年生）28ストローク
　４位　越愛莉菜（千歳市立千歳第二小学校4年生）30ストローク
　５位　山口令愛（千歳市立千歳第二小学校4年生）31ストローク
　６位　横田千夏（千歳市立千歳第二小学校6年生）33ストローク
　７位　日野玲奈（千歳市立千歳第二小学校6年生）34ストローク
●ホールインワン
　横田健真（千歳市立千歳第二小学校4年生）2番ホール20ヤード

<大会にご協力頂いた方々>
札幌北広島ゴルフ倶楽部　副支配人　髙木美一様
札幌北広島ゴルフ倶楽部　ゴルフインストラクター　吉竹正典プロ
札幌北広島ゴルフ倶楽部の皆さん
北広島市教育委員会の皆さん
北広島市スポーツ推進委員の皆さん

• 池田 勇太
• 塚田 陽亮
• 正岡 竜二
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