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小西貴紀が日本人最上位の4位に

小西貴紀
小西貴紀は前日「球が抜ける」ことが多く、プレー終了後の練習で打つイメージを変えてみた。ところが、これが凶と出てしまったのだ。

6番ホールでダブルボギー、9番でバーディを獲ったものの、10番でまたボギーを叩いた。「アンダーパーで回ろう」と思っていただけに、このままでは終われない。スコアを落として、スタート時点では3位タイだったが、順位を下げればどうなるかわからない。「いくしかない」と気持ちを切り替え、ボールを打つイメージも元に戻した。すると残り8ホールで「いつも通りにできて」6バーディを奪い、4アンダー68でホールアウトできた。通算23アンダーで日本人最上位となる4位に入った。

これで来年の第1回リランキングまでのツアー出場優先権を得た。すでに27歳になり、これまでにツアーの出場経験もあるが、これで「本当のプロゴルファになった気がする。シードをとって、ツアープロとして」活躍することを目指す。ツアー優勝でぜひ、その夢をかなえてほしい。

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