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げんちゃん通信 × 全英への道

初リンクスはカーヌスティ。18年に予選ランキングを1位で突破し、初メジャーを経験させていただきました。ちょっとポーズで雰囲気出してみました(〃▽〃)©JGTO
5月28日に開幕するはずだった「ミズノオープン」のサブタイトルは「全英への道」。新型ウィルス感染拡大の影響で、今年はいったん途絶えてしまった”聖地への道”を、せめて気持ちでつなぐシリーズ。3人目は新選手会長のホストプロ、げんちゃんこと時松隆光(ときまつりゅうこう)。先日から始めた「げんちゃん通信」とのコラボ企画でお届けします。

「こんにちは。今年のジャパンゴルフツアー選手会長で、大会主催のミズノと総合契約を結ぶ時松隆光です。
大先輩の手嶋多一さんからのご推薦をいただき、17年からクラブを使わせていただくようになり、今年はさらにウェアやキャップ、キャディバッグも持たせていただけることになりました。
それだけに、今年の開催をとても楽しみにしていましたので中止は非常に残念です。

僕が全英オープンに初出場したのは2018年でした。その年初戦の『SMBCシンガポールオープン』からの獲得賞金をカウントする日本予選シリーズを1位で通過し、初メジャーを『カーヌスティゴルフリンクス』で迎えました。

当時は調子がよかったので、まずは予選通過できたらと頑張りましたが、レベルの高さと経験不足を痛感したというのがまず一番でした。

なんといっても強風。15ヤードほどのアプローチでさえ持っていかれる。ボールが地面から離れるほど影響を受けます。だからみなフェアウェイからでもパターを持つと分かり、僕も練習日から取り入れてみましたが、なんせ今までやったことがない打ち方なので感覚が分からない。
最後まで対応しきれず、予選落ちです。
今年はぜひ、2年ぶりの出場権でリベンジしたいとかなり気合が入っていましたが、来年に持ち越しですね。

写真は2年前の初出場で、ウッズ選手と撮ってもらったときのものです。僕が練習場に行くとき、ウッズ選手が向こうから戻ってきて。英語が堪能なキャディの乾芽衣(いぬいめい)さんにお願いして声をかけてもらい、快くOKしてもらえたので慌てて撮りました。

(これは逆光かな〜)と分かってはいたのですが『もう一度』とは、とても言えず、顔が暗くなってしまいましたが、心に残る思い出の1枚です。
顔の大きさには……触れないでください(笑)

予選ラウンドでは僕が11番ホールにいるときに、7番ホールにいたウッズさんのプレーをちらっと見ることができました。
松山さんと回ってらっしゃって、ギャラリーの数が凄くて。やはりスーパースターだ、と。足元には及ばなくても、日本ツアーもたくさんのお客さんに来ていただけるようにしたい。プレーでも、選手会長としても、今よりもっとよくなるように頑張りたいと思っています。

『ミズノオープン』では、ホストプロとしての責任もありますが、初めて契約プロとして加えていただいた昨年は、予選落ちをしてしまったんです。
恩返ししないといけない大会は、いつも以上に力が入り、空回りしがちですけど、そろそろ、そういう場面にも慣れていかないといけません。
来年はぜひホストプロとして活躍し、『全英オープン』の出場権を頂き、再びリンクスコースに挑戦できるといいなと思っています。

この時期に、こんなに長く実家にいることも本当に久しぶりで、先日は母親に『少しは家のこともしなさい』と言われ、パン切りを手伝うことにしたのですが、普段はまったくしないものですからうっかり指を切ってしまいました(;´Д`)
不器用丸出しです。
外出自粛中の病気やケガには細心の注意を払い、また試合が始められるようになったらゴルフって面白いと、少しでもみなさまに思っていただけるよう、また元気に頑張ってまいります。
引き続き、男子ゴルフへの応援をぜひ宜しくお願いします。
みなさまもお元気で、お過ごしください」(時松隆光)

特別番組のお知らせ
新型コロナウィルスの影響で開催中止となった「ミズノオープン」の読売テレビ・特別番組が31日、日本テレビ系列で午後1時30分〜2時55分に放映されます。
昨年覇者の池田勇太ほか、ミズノ契約選手で15年覇者の手嶋多一や、小鯛竜也、選手会長の時松隆光ほか石川遼、一昨年覇者の秋吉翔太、谷原秀人や星野陸也らが、おうち時間を紹介したり、みどころ満載です。お楽しみに…!!

<昨年のハイライト写真集>

<昨年のハイライト映像集>
  • フェアウェイからパターという場面が何度も
  • 18年全英オープンでの貴重な1枚ですが、逆光が残念!!©JGTO
  • 18年からミズノにお仲間入りさせていただきました。来年こそホストプロとして頑張りたいと思っています(ミズノ提供)

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