石川遼の肝いりで昨年から始まった「フューチャーGOLFツアー」。
今年はパーリーゲイツのブランド設立30周年を記念して「PG 30th フューチャーGOLFツアー 2019」として、4大会の開催が予定されている。
その今季第1戦「PG 30th フューチャーGOLFツアー 2019 in 千葉」が、太平洋クラブ成田コース(6,382ヤード パー70)で4月5日に開幕。
この日6日に最終ラウンドが行われ、後半通算4アンダーで上井邦裕と並んでいた池田勇太が16番から怒涛の3連続バーディを奪って、出場プロ30人の頂点へ!!
2位と3打差つける逆転でV賞金360万円を獲得し、2週後に迫ったジャパンゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ(4/18〜21 東建多度CC・名古屋)」に向けて、地元千葉で弾みをつけた。
「グリーンがケタ外れによかった。ボールの転がりがスムーズで、かたさと速さのマッチングが素晴らしかった。いいショットを打たないと止まらない。いい状態に仕上げていただいた」と、まずは開催コースを絶賛した池田。
自身のゴルフの内容については「アイアンショットの精度やパッティングなど、まだ突き詰めていかなければいけない」としながらも「いいスコアを出していけた」とこの日は7バーディ(1ボギー)の64を出して貫禄勝ち。
「もっとピンを狙って行くショット、完璧に仕上げられるかわからないが、そこに持っていきたい」と、シーズンインに向けて課題を見据えた。
昨年は「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」の1勝にとどまった。それだけに、今年は「春先からゴルフの内容を作って早めに勝ち、3つ、4つと積み重ねて行けるところまで行きたい」と、意気込む。
また、本大会では普段のレギュラーツアーとは違ったギャラリーサービスに取り組んでおり、池田もアイデアを出したという。
そのひとつがギャラリーのみなさんがフェアウェイにも立ち入れるというもので、コース内には隔てるロープがなく、プロのプレーが間近に見られる。
プレー中の写真撮影も可能で、“今季第1戦”から地元ギャラリーのみなさんを大いに楽しませる2日間となった。
大会を主催するTSIグルーヴアンドスポーツでは、ジュニアゴルフ層のみならずキッズゴルフ層へも拡大していく計画があり、今夏にはJuckBunnyブランドでのスナッグゴルフ用具の販売も開始する準備が進められていて、ゴルフ人口の更なる拡大にも精力的な展開を行なっている。
大会期間中のイベントコーナーでは、来場キッズがスナッグゴルフを体験できるコーナーも設けられていて、子どもたちも初めて体験するゴルフを楽しんでいた。
<今後の「PG 30th フューチャーGOLFツアー 2019」開催日程>
・4/26〜27 静岡カントリー浜岡コース(賞金総額1250万円 優勝300万円)
・6/21〜22 よみうりカントリークラブ(賞金総額1250万円 優勝300万円)
・8/2〜3 北海道ブルックスカントリークラブ(賞金総額2000万円 優勝360万円)