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池田勇太は5年連続8度目の貫禄(全英オープン)

翌18日の開幕まで、最後の調整。水曜日、池田はスペインのガルシアと若い浅地洋佑とコースに出た。

前日火曜日から一転、この日のロイヤルポートラッシュは気温が下がり、風も吹いた。全英らしい天気に「ここに来て、初めてこんな感じで回れてよかった。コースはもう覚えたのであとは風がどんな感じか」。
リンクスの風を全身で受け止めながら、感触を確かめた。

開催地がイギリス本土を出たのは68年ぶり。北アイルランドのリンクスコースは「スコットランドとはあからさまに違う。こっちのほうが打っていく場所が狭いしアップダウンもある。ショットがキーになる。風ひとつで変わると思うので、臨機応変に。パーを重ねながら、バーディが取れるか」。

6月のミズノオープンで通算21勝目を飾って得た、5年連続8枚目の全英切符
。早朝から夜まで延々と続く初日の池田のスタート時間は、午後3時45分。
今から時間配分を綿密に組みながら、「上手く時間を過ごしてしっかりティーボックスに立ちたい。変化に対応し、賢く頭を使ってプレーしたい」。経験を駆使して、33歳がリンクスに立ち向かう。

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