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全英オープン日本予選はいよいよ佳境に!!

全英オープン日本予選はいよいよ佳境に!!

先月から始まった全英オープン日本予選シリーズも、次週の『マンダムルシードよみうりオープン』と、最終戦の『〜全英への道〜ミズノオープン』の残り2 戦となった。

昨年は、この日本予選にランクインできなかったかわりに現地に飛んで、開催直前に行われたローカル予選に挑戦した星野英正。今年は、現在同ランク5位につけ、初のメジャー戦を目前にして、「このチャンスを逃したくない!」と、燃えている。

今年から、コーチの江連忠について本格的に取り組んでいるスイング改造は、「メジャーで通用するショット」が課題だ。シーズン序盤は、プレッシャーのかかる場面で以前の悪い癖が出るなど、半信半疑だったが、この全英オープン日本予選シリーズが始まるなり好調のゴルフを展開している。

その第1戦「日本プロゴルフ選手権」で8位、三菱ダイヤモンドカップで単独2位につけ、「結果が出ると安心できる」と徐々に自信も深まった。

そして、その決定打となったのが先週のJCBクラシック仙台だ。

生まれも育ちも仙台の星野には、毎年、地元ファンの大声援にかえってプレッシャーがかかり、思うような成績が残せなかった大会だった。

しかし今年は最終日に、ボギーなしの66をマーク。しかも、5番からの5連続バーディには「自分でも、いつ(バーディが)止まるのかって、ラウンド中は思わず笑いが出ちゃったよ!」と、地元での自己ベストとなる4位タイフィニッシュに大喜びだ。

「今日だって、ショットの調子はけっして良いわけではなかった。それでもその中で、これだけやれたんです。これでショットが完璧になったらどうなっちゃうか…。間違いなく、次は勝てるね」と、きっぱり真顔で言いきった。

今年は開幕から、全英オープン出場を「常に意識してやってきた」という。「いまの自分のスイングなら、どんなところでも対応できる。もちろん、イギリスのリンクスコースでも通用するよ」と言えるほど、気持ちも高まっている。

1週間のオフを経て、次週の「マンダムルシードよみうりオープン」は、星野のスポンサー「マンダム」主催の大会だ。「僕にとって大事なホスト試合。ここでもぜひ頑張って、来月にはあの舞台に立っていたいな」。早くも、今年の全英オープン会場の「ロイヤルトルーン」へと思いを馳せている。全英オープン日本予選シリーズ

先月の『日本プロゴルフ選手権』から全英オープン日本予選シリーズが始まっている。その対象全6試合は、次週の『マンダムルシードよみうりオープン』と、最終戦の『〜全英への道〜ミズノオープン』の残り2戦。

世界最古のメジャー切符は、同予選ランキング上位4人と、最終戦の最上位者に与えられることになっている。先週のJCBクラシック仙台終了時点の現在のランキングは、1位平塚哲二、2位S・K・ホ、3位三橋達也、4位神山隆志、5位星野英正という顔ぶれ。そのうち、1位の平塚哲二は昨年のジャパンゴルフツアー賞金ランキング上位3 人の資格ですでに出場権を持っているため同ランクから除外され、実質、現在の上位 4人はランク5位の星野英正まで、ということになる。

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