10月22日火曜日に、兵庫県加東市のABCゴルフ倶楽部で「石川遼ジャパンジュニア&カレッジマスターズ」を開催。
冠どおり、本大会は石川遼が「世界で戦えるゴルファーの育成には、質の高いコースとセッティングで試合をすることが重要」との信念のもと、17年に発足。
次週、31日木曜日に同コースで開幕する「マイナビABCチャンピオンシップ」の開催時と同じセッティングで行われ、勝者には同チャンピオンシップの本戦出場権と、2位者には同・予選会「マンデートーナメント」の出場権が与えられる。
今年は石川の8つ下の弟、航さん(日体大2年)が65を出して優勝を飾ったが、大学の対抗戦と開催日程が重なるという理由から、本戦出場を辞退。
これにより、2位の吉本龍斗さん(大阪学院大1年)が繰り下がりにより権利を手にした。
”主催者”の石川は「自分も最初プロの試合に出た時、楽しくて仕方なかった。緊張:4、楽しさ:6、みたいな感じでした。是非、本戦に出ても物怖じせず頑張ってほしいです」と、この日は間もなく始まる日本初開催の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の会場から祝辞とエールを届けた。
なお、次週の「マイナビABCチャンピオンシップ」では、06年から主催の朝日放送が、選手発掘と成長を目的とした「ジュニア育成プロジェクト」を立ち上げ、対象のジュニア大会などで顕著な成績を残した多くのジュニア選手たちに夢を与えてきた。
史上最年少のアマVを飾った石川もその一人。
今年は吉本さんのほか、亥飼 台さん(日本ウェルネス高2年)、岡田晃平さん(明徳義塾高3年)、小野貴之さん(滝川第二高3年)、杉浦 悠太さん(福井工業大学附属福井高3年)、石塚祥利(沖学園高2年)の合わせて6人のアマチュアが”明日の遼”を目指して、プロの舞台に立つことになった。