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マスターズトーナメント2日目

日本勢は4人のうち3人が決勝ラウンドに進出した。
小平智が初出場の昨年に続いて、2年連続2度目の予選通過を果たした。
「今日はパットが入ってくれた」と、7番から連続バーディ。折り返して10番の2打目では低い球で転がし上げてチャンスにつける技ありショット。「3番アイアンを短く持って打った。すごいいいキックでグリーンに乗って、バーディになってくれた。すごいいい形になってきた。きわどいパーパットは絶対に入れてやるという気持ちを強く持って打ちました」。最終ホールもしのいで通算1オーバーで週末へ。「明日は60台を出したいと思います」。

松山英樹も最後、長めのパーパットが沈むと肩でため息。通算2オーバーで辛くも決勝進出だ。
13番では林に入れるなど「なかなかショットが思うようにいかず、苦しい流れ。残り2日でどうにかしないと」。かたやV争いを繰り広げるのは2日間、同組で回ったアダム・スコット。「アダムのゴルフを見てショットがある程度、戻ってくれれば上位で戦えると。早くそういう状態に戻せるように」と、挽回の策を練る。

途中、雷雨による中断を挟むタフな状況下でアマチュアの金谷拓実さんの健闘が光った。
1オーバーから出たこの日は、4番からボギーが先行。13番で、通算5オーバーまで落ちたが15番でこの日の初バーディを奪うと、16番では長い長いパットも決まった。
連続バーディを励みに「まだチャンスがあると思って最後まで必死でプレーしました」と、通算3オーバーで上がって待つと朗報は来た。

なお、初出場を果たした賞金王の今平周吾は通算6オーバーで予選落ち。初日の4オーバーから巻き返せないまま初挑戦が終わった。

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