2月12日に宮崎市立住吉南小学校で、スナッグゴルフの実技講習会が行われ、宮崎県出身の日高将史と野辺穣の両プロが、子どもたちへの指導にあたった。
日高将史は、先日、自身の母校ある住吉小学校に続いての講師、前回はスナッグゴルフの実技講習会のみだったが、今回は実技講習会に続き、児童と一緒に給食をとり、その後4〜6年生へ自身の経験を語る講話も行われた。
スナッグゴルフの実技講習会に参加したのは4年生の106人で、2限目から4限目までの各45分間を利用して3つのクラスがそれぞれ基本指導を受けた。
グリップの握り方やクラブの振り方を、日高、野辺の二人のプロが、親切にそして丁寧に指導し、子どもたちはコツをつかむと、すぐに打てるようになって、楽しそうにボールを弾き飛ばしていた。
講習会の後、児童たちが楽しみにしていた日高将史と野辺穣の両プロとも小学校以来となる一緒の給食では、大盛に盛られたご飯にスープ、児童との雑談で笑顔の絶えない食事となり、片付けの後は児童に囲まれてのサイン会となった。
その後、体育館で行われた講話では「夢を持とう」をテーマに日高将史がゴルフを始めたきっかけや、サッカーなど他のスポーツを経験したこと、10歳の時に「ダンロップフェニックストーナメント」を観戦して、プロゴルファーに憧れを持ちゴルフに打ち込んだが、大会では成績を残せない状態が続いたが、高校生になって恩師と出会い、技術が向上して優勝できるようになったなど、今までの経験を語った。
また、最後に児童代表としてスナッグゴルフの実技講習会には参加できなかったが、九州小学生ゴルフ大会で優勝した6年生の児童がプロへ感謝の気持ちを伝えて講話は終了となった。
ちなみに彼の将来の夢はプロゴルファーとのことだ。
また、校長先生のお話では来年度のクラブ活動の一部でスナッグゴルフを取り入れる計画をしているそうだ。
日本ゴルフツアー機構では、「ダンロップフェニックストーナメント」と連携した、ゴルフの底辺拡大事業を昨年末からスタートしており、市内47小学校のうち4校にスナッグゴルフ・スクールセットを寄贈。導入小学校では実技講習会が付帯して行われており、先日の住吉小学校に続いて本日の住吉南小学校が第2校目の実技講習会となり、27日には宮崎市立宮崎東小学校での実技講習会の開催も予定されている。
11月のダンロップフェニックストーナメントでは、これらの小学校を対象とした、期間中のキッズイベントが行われる計画もあり、ジュニアからトップアスリートまで選手の育成で実績のある宮崎市で、更なるゴルフの普及活動が始まっている。
<宮崎市で2019年度スナッグゴルフ寄贈・導入先>
1.住吉小学校
2.宮崎東小学校
3.住吉南小学校
4.檍北小学校
5.公益財団法人宮崎市体育協会(スポーツクラブなどでの活用を予定)