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スタートを待つ間、選手会長は改めて「感謝しかない」

先輩プロの正岡(左)とスタートを待つ時松©JGTO
大会初日は、大雨でスタートが1時間遅れた。コースコンディションの整備が整うのを待つ間、クラブハウスの軒先で、選手会長はため息をついた。

自宅のある地元福岡をはじめ、九州地方では豪雨災害の被害が相次ぐ。

前夜は、実家で待つ両親の安否を確認し、少し安堵した。
初め熊本、鹿児島に大きな被害を出した記録的な大雨は、時松隆光(ときまつりゅうこう)が6日に家を出たあと、さらに範囲を広めた。

また、開幕初日の9日朝は、滞在先の茨城県では、震度4の揺れを感じた。
コロナ禍の中、いつどこで災害が起きてもおかしくない状況で今週は、久しぶりの試合をさせてただける。
「感謝しかないですね」と、つぶやいた。

久しぶりに明るい話題を提供できる稀有な機会に「僕らのプレーで少しでも元気を出していただけたらいいな、と思います」。
初日は宮里優作と石川遼との同組で気を吐きたい。

※熱戦の模様はインターネット生中継でお楽しみください。

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