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〜全英への道〜ミズノオープンatザ・ロイヤル ゴルフクラブ 2019

目指せ、地元で2週連続V! 先週優勝の大槻智春は7位タイ

2週連続優勝がかかる大槻は、通算2アンダーの7位タイで大会を折り返した。
午後からコースに出た2日目は、前日よりも風の勢いを強く感じながらも「前半、3つバーディが来たので安心感があった。ボギーは打つものだと思っていたので、そこまで悪いイメージはなかった」。

上りの18番を含めて後半3つのボギーで貯金を全部吐き出しても、「明日につながる」と余計な落胆もなく、決勝ラウンドに挑める。

この2日間は今大会で国内初戦を迎えた日大同期の小平智と、試合で初めて一緒に回った。
先週の「関西オープン」でプロ10年目の初優勝を飾った祝福と共に、「智春は、こんな良いゴルフをしていてなんで今まで勝てなかったのか」。
賛辞を受けても浮かれず「実力がないから勝てなかった。たとえショットが良くても気持ちのコントロールとか、ツアーに慣れるというのもある。そういうのが整いようやく1勝ができた」と謙虚に、「いつかサトシに追いつきたい。自分も将来はアメリカでやりたい」。

このあとまた主戦場の米ツアーに帰る小平にはこの2日間とも積極的に、その生活ぶりを聞いて歩いた。

会場のザ・ロイヤルカントリークラブは茨城県神栖市の自宅から、車で約30分。一昨年にはここで行われたチャレンジトーナメント「AbemaTVツアー」で優勝を飾っており、「ピンに打っていかないと、チャンスにつかない。実力を試されるコースで今週は予選通過をしてそれなりに、いいところにいる。多少なりとも成長の実感はある」。
初Vの翌週に徐々にもたげてきた自信を糧に、地元で2週連続優勝の快挙に挑む。

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