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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2021
選手会長も歓待! 今シーズン初の有観客試合
時松隆光(ときまつ・りゅうこう)は、「やっと僕らのプレーを見ていただけると思うと、今まで以上にやる気が出ますし、本当に嬉しい気持ちで一杯です」。
1日各500人限定とはなるが、一般のギャラリーのみなさんに、チケットを買っていただきご入場していただくのは、JGTO主催の今大会が20-21シーズン初。
マスクの着用や、ご入場時の抗原検査、また観戦時のソーシャルディスタンスの確保や観戦時の選手へのお声がけをお断りするなど、コロナ以前の状況にはほど遠く、「まだまだ、ご不便やご面倒はおかけしてしまうと思います」。
また、時松には今週金曜日の悪天候の予報も非常に気にかかるが、「なんとかみなさんご無事で、久しぶりの男子ゴルフをぜひ、生でお楽しみいただければと思っています」。
選手としては、ベテランの市原弘大(いちはら・こうだい)との予選ラウンドにも、気合が入る。
「あれは18年大会」。
最終日を3打差の首位から出たのに、上りの連続ボギーで市原に逆転負けを喫した。
それでもあのときは、初の全英切符は確保して嬉しくもあり、悔しくもあり…。
さまざまな記憶が入り混じる思い出の舞台で再戦。
「市原さんの技にも負けないように。初日から上を目指して歩く姿をぜひ、ギャラリーのみなさんにもお見せできればと思っています」。
歓待の準備は整った。
「2年前より、新たな選手がまたどんどん育っておりますし、今年は初めてアマチュア選手3人も出場します。ベテランのみなさんと、若い選手の接戦にもぜひ、注目していただければ」と、呼びかけた。