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<選手会便り>ABEMA→全米オープン…!! 選手会理事たちがテレビ解説で奮闘中

ABEMAスタジオで緊張気味のげんちゃん(中央)
■選手会便り/2021年6月15日配信

ジャパンゴルフツアー選手会の理事たちを中心に、学級通信みたいにわいわい綴っていくシリーズ「選手会便り」。
今号は先週、今週のオープンウィークで、クラブをマイクに持ち替えPRに励む2理事の活動のご報告です。

「シード選手が交代でプレー解説。大会の盛り上げにつとめます」
4月の開幕戦から8試合が続いた男子のレギュラーツアーは先週の6月7日から、しばしのお休み。
空き週を活用して、理事メンバーが交代で、チャレンジトーナメント「AbemaTVツアー」のネット生中継で、解説をつとめています。

先週の9日ー11日の「LANDIC CHALLENGE 8(福岡県・芥屋GC)」では、まず選手会長の時松隆光(ときまつ・りゅうこう)が、中継ブースに座りました。

解説業は、昨年11月のシニアツアー「いわさき白露シニア」のYouTubeライブで初体験して以来、2度目といいます。

「若輩の僕が大先輩方のプレーを語るなど畏れ多くて…」と、初回はおっかなびっくり。「特にミスショットの解説を求められたときなんかは、冷や汗をかきました」と、緊張ばかりだったそうですが、今回は同世代の選手たちが中心のAbemaTVツアー。
前回よりは肩の力を抜いて話すことができたそうです。

毎朝9時から午後6時の完全生中継では、都内のABEMAスタジオにほぼ缶詰。3日間の長丁場も「若い選手のプレーをじっくり見られましたし、先輩の安本(大祐=やすもと・だいすけ)さんが初優勝されて、自分も頑張ろうという気持ちになれました」と、”本業”への活力にもなったようで「プレー以外でも、こうして男子ゴルフをアピールする場をいただけるのは、とてもありがたい。僕らの解説で、新たな魅力発見の一助としていただければ」(時松)。

「今週は解説三昧! 堀川はABEMA→全米オープンと大活躍」
そして、今週16日から始まる「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山(福岡雷山GC)」では、選手会理事の堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)が、選手会長からマイクを引き継ぎます。

プロ入り後も母校の日大ゴルフ部でコーチを務めている堀川は、「若手プロの特徴や、人柄などもよく分かっているつもりです」と、知識と豊富な人脈を生かして「男子ゴルフの良さをできるだけたくさんお伝えできれば」と、意気込みます。

18日の最終日までABEMAスタジオにたっぷり居座ったら、日付が変わってすぐ19日の土曜日はCS放送「ゴルフネットワーク」の中継ブースに急いで移動。
今度は、今年のメジャー第3戦「全米オープン」のゲスト解説として、大役を務めることになっています。

ペブルビーチで行われた19年大会での出場経験はありますが、今年の会場のトーリーパインズは回ったことがないからと、いったんは丁重にお断りをしたそう。

「でも、コースの状況というよりは、松山さん、遼さん、浅地選手や大学後輩の星野など、日本人選手も多く出ますし1ショットの感動や、臨場感を伝えて欲しいと言って頂き、お引き受けさせていただくことにしました」と、いまは本番に備えて同コースで2008年に復活優勝を果たしたウッズの激闘をビデオでおさらいしたりと、猛勉強中。

絶妙な間合いで切り込む達者な語り口は、自身の動画チャンネルでも実証済みです。
「自分が大会に出場した時の心境や、経験なども踏まえて分かりやすくお話ができればいいなあ、と思っています。ぜひお楽しみいただければ」(堀川)。

なお、このあとの「AbemaTVツアー」は、ベテラン理事の宮本勝昌が、7月7日-9日の選手会主催の新規大会「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE(ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップチャレンジ、岩手県・きたかみCC)」で解説をつとめるなど、選手たちが交代で中継ブースに座っていくことにしています。ぜひ、お見逃しなく…!!

※「ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC=Japan Golf Tour Players Club)とは…」
国内男子ツアーの出場資格を持つ選手213人(2021年)で構成される任意団体。
選手会長と3人の同副会長を含む17人の理事を中心に、年に一度の総会や理事会等で情報を交換し、同ツアーを主管するJGTOとも連携を図りながら、活動方針を模索する。
トーナメントを通じてゴルフの楽しさや醍醐味を伝えることを使命とし、ゴルフの振興促進に努め、スポーツ文化の発展に寄与することを目的とする。
  • 「未来夢チャンネル」では、スーパー新人・金谷(左)のクラブセッティングの深掘りも好評でした!

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