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石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament 2019
期待しすぎない姿勢で小林伸太郎が単独首位!
」(賞金総額1500万円・優勝賞金270万円)の大会2日目が栃木県のロイヤルメドウゴルフ倶楽部(〒321-3301 栃木県芳賀郡芳賀町給部268-6)を舞台に行われた。
9アンダーの首位タイからスタートした小林伸太郎が4バーディ、1ボギーの3アンダー69でラウンド。通算12アンダーまでスコアを伸ばして単独首位に立った。
野球の試合では大量得点で勝利した次の日は全く打てずに敗退することはよくあることだが、ゴルフでも同じようなことがよく起こる。昨日の大会初日に9アンダーをマークした小林にとってある意味で今日が鬼門となる日だったが心構えはできていた。
「昨日のいいイメージがあると、バーディがなかなかこないとイラつくわけじゃないですけど、流れが悪いのかなと思いがちになるかなと。だから今日はそれを想定して朝からプレーしようと考えていました。そうしたら午前中に2つバーディがきて、それでいつも通りのゴルフに戻れた感じがして」。
小林が気持ちをしっかりコントロールできている場面がもう一つあった。今日はそんなにバーディが量産できるはずがないと言い聞かせながら、小林はノーボギーでプレーしようと考えていた。しかし13番ホールでこの日初めてのボギーを叩いてしまう。すると今度は普段通りの攻めのゴルフに転じて思惑通りに次のホールでバーディを奪取した。攻める場面と守る場面を自分の気持ちの変化を把握しながら見事に対応した。明日の最終日は天候が荒れる予報なだけに、今日以上に自分をコントロールする必要がありそうだ。
なおこの日のスタート前に大会1日目のベストスコア賞として9アンダー63をマークした小林と伊藤誠道にロイヤルメドウゴルフ倶楽部より賞金5万円が贈られた。また、初日の15番ホールでホールインワンを達成した高柳直人には大会主催者から賞金10万円が贈呈された。