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大山どりカップ 2019
木下康平はケガを押し切っての出場!
台風に変わるか心配された熱帯低気圧の影響で多くの選手が苦しむ1日となったこの日、1イーグル、5バーディー、2ボギーのトータル5アンダーで2位タイにつけた木下。「もう少し取りこぼしがなければ…と思いますが、このコースですと誰もがあると思いますので」と悪天候でのラウンドについて話す。
OUTコースからスタートした木下は後半の10番ホール(PAR4)で見事ワンオンに成功した。「バンカーに入ってもいいや、という気持ちでドライバーを振りぬいたら、風に乗ってピンの方向へ飛んでいき、ワンオンに成功したんです!」ピン奥7mに見事乗ったイーグルトライは下りのフック〜スライスの難しいライン。「これもたまたま入ってくれました(笑)」と笑顔で振り返った。
明日に向けて「あと2日間無事回りたいです。ケガもしているので…」と少し不安なことを明かす。先週の「南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント」そして23日に開催された「JOYXオープン」それぞれでベスト10フィニッシュをした木下。「痛みが出たのはJOYXオープンの後半です。地元に帰って病院に行ったら、影が出ていると言われ、診断が”肋骨の疲労骨折”でした」と話す。
先週からの良い流れを切らすことなく無理してでも今週の出場は決めていたという。「今週も練習ラウンドの前日までクラブが振れないぐらい痛みが出ていたけど、昨日、今日と痛みを全然感じないでいる。痛み止めの効果もあるのかもしれないけど。調子がいい内に優勝して来シーズンのシード権を獲得したいですね。気持ちとしては、足を引きずってでも頑張りたいです!」と優勝目指して突き進む。