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時松隆光が地元小・中学校などに消毒液を寄贈(5月22日)

ジャパンゴルフツアー選手会長の時松隆光(ときまつりゅうこう)が、新型コロナウィルスの感染症対策として、地元福岡県那珂川市の7小学校とそれぞれ3の中学校と幼稚園に、アルコール消毒液845本を寄贈した。

22日に同市市役所で、寄贈式に臨んだ。

「選手会長という大役をいただいた初年度の今年は、経験したこともない事態にみまわれ、いちプロゴルファーとしても、何か社会のお役に立ちたいという気持ちは募るばかりでした」という時松。

このたびの緊急事態宣言の解除を受けて、今月25日から、同市の小・中学校でも授業が再開されると聞いた。
「少しでも安心、安全な学校生活を送ってもらいたいと、那珂川市を通じて地元の小・中学校と幼稚園に、アルコール消毒液を届けることに決めました」という。

だが全国的な品不足で入手は困難。知人の手も借り、なんとかこの日までに購入できたのがうち400本。残りは27日の納入で、ようやくこぎつけたのが計845本。
本人としても「なんとも中途半端な数になってしまいました」と、そこは恐縮しきりだが「できる範囲で今の思いを形にさせていただきました」と、話した。

感染者数は全国的に、減少傾向にあるとはいえ今後も予断を許さない状況だ。
感染予防のマスク姿で武末茂喜・市長との寄贈式に臨み、「収束にはまだ時間がかかるとは思いますが、校庭にも子どもたちの笑顔が早く戻ることを祈っています」と、言葉を添えた。

武末茂喜・市長は「市の小、中学校のご出身でもある時松プロは、後輩児童に対して大変、熱い思いをお持ちです。それを今回は、寄贈という形で示してくださいました」。
ツアー3勝目を飾った2018年には市の広報誌の表紙と、特集2ページを飾った経緯もあり、「時松プロは今では憧れの存在として、市民の皆さまにも広く知られておられます」と、いう。
今年の時松の選手会長への就任も「プロの実績とともに、お人柄が評価されてのこと。市長としましても、大変喜ばしく思っています」と市をあげて、その活躍を見守ってくださっている。

市内の小、中学校ではさらに6月1日から、給食を含めた本格的な授業再開を予定されているそうで、「全国的に消毒液の需要が高まり、不足する中、時松プロのお気持ちを受け取ることができ、大変ありがたく思っております」と、感謝を寄せられた。

  • 全国的な品不足で今日搬入できたのは、やっと全体の半分ですが、みなさんが少しでも安心な学校生活が送れますように。

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